無収入であってもそれを税務署に申告することは意味がある

確定申告書と一緒に同封されているはがき

様々な理由で、成人になってからまったく働いていないという人は少なくないでしょう。そういう人は当然、無収入ということになるので所得税や市民税といったものを取られることはありません。しかしながら、毎年、年度末が近くなれば税務署から確定申告書が届きます。収入がないのだから書きようがないと考えるかもしれませんが、中身を見ずに捨てるのはやめましょう。というのは、確定申告書と一緒にはがきが入れられているはずだからです。

このはがきは無収入の申告に使われるもので、「無収入でどのように生活しているのか」「誰かの援助を受けている場合、それは誰なのか」といったことを書いて税務署に送るようになっています。

生活を援助している人間の健康保険料が変わってくる

はがきで無収入であることを申告することが大きな意味を持つのは、実父や実母などに扶養を受けている場合です。基本的に、無収入でも健康保険の保険料を支払わないといけないことになっていますが、親に扶養されている場合、その親が自分と扶養している子供の分の保険料を納めます。

子供が税務署に「自分は無収入である」というはがきをきちんと送っていると、それに従った保険料が請求されますが、無収入の申告を行わないとある程度の収入があると見なされて、無収入と申告した場合よりも保険料が上がってしまうのです。

結果、本来であれば払う必要のないお金を親が支払うことになってしまうので、確定申告書が届いたら必ずはがきに必要なことを記入して返送するようにしましょう。

白色申告のデメリットは、事業で生じた赤字を基本的に繰り越すことができないところや、専従者への給与を経費にすることができないところです。